Mac OS
as well as
UNIX

まだまだ暫定ページ

このページは、もはや完全に Mac OS X だけを使って作られています。(^_^)


Sep 14 2011

トラブル対応の1日。いろいろメモ。

Feb 2 2011

Firefox

管理者じゃないユーザに更新通知をされても仕方ないしうっとうしいので、システムワイドに更新不可に設定。手順は以下の通り。

  1. /Applications/Firefox.app/Contents/MacOS/greprefs/all.js を編集。
    pref("general.config.obscure_value", 13); // for MCD .cfg files
    
    という部分を探し、次のように書き換える。
    pref("general.config.obscure_value", 0);
    pref("general.config.filename", "firefox.cfg");
    
  2. /Applications/Firefox.app/Contents/MacOS/firefox.cfg というファイルを新規作成し、次のように入力する。1行目のスラッシュ2つは省略してはいけない。
    //
    lockPref("app.update.enabled", false);
    
  3. せいせいする。
Aug 26 2010

ネットワークホーム, Adobe Reader

最近は Firefox, Safari, Google日本語入力 など、ネットワークホーム非互換の重要ソフトウェアが多くて困る。さすがに Safari と Firefox は直ったみたいだが、 Acrobat 9 はひどい。もう2年以上放置されている・・・。

悪さをしているのは ~/Library/Application Support/Adobe/Acrobat/9.0_ppc/SharedDataEvents というファイル。このファイルだけローカルなボリュームに置いて、シンボリックリンクを張ればひとまず動く。

Jan 8 2010

10.5.8

何かあったら困るでは済まない研究室のサーバは OS のアップデートすら恐くてできなかったが、今回転ばぬ先の杖でブータブルクローンを作ったのを機会に、ほぼ初めてとなるソフトウェアアップデートを実行。AFPのボリューム上でシンボリックリンクを作るとしばらく消すことができないバグは解消されていた。スッキリ!

Jan 7 2010

Xserve

年末から電源が入らなくなっていた Xserve G5、電池を交換しても起動しないので本日ドック入り。Matlab のライセンスサーバとなっていたため Matlab を使うことが一切できない。卒論シーズンに、これは痛い。

今回はまだそれほど深刻な障害ではないが、ふと現役の Xserve とか Xserve RAID とかが故障したらどうしようと考える。前者は、バックアップさえ取ってあれば余剰の Mac Pro で何とかなる。後者はまずい。AppleCare には加入していたが、もう保証期間が過ぎている。換えの HDD が用意できなかったらおしまいだ。今ではもう Xserve RAID は売っていないので、別の RAID システムを導入しようとすると100万では不足だ。

ということで、最悪の場合はSnow Leopard Server 入り Mac mini を自腹で買おう。ていうか、今のうちに買っておいた方が安心か?

Jun 16 2009

Firefox 3

3.0.11 にアップデートしたら、ブックマークが空になる、URLジャンプができないなど使用不能になってしまった。AFPマウントされたネットワークホームと非互換の模様。

とりあえずAFP548を参考にローカルな場所にプロファイルを作って急場しのぎ。忘れたパスワードは、もう戻って来ない・・・。

Apr 14 2009

Mac OS X Server 10.5, mailman

Leopard Server の管理ツールで普通にメーリングリストをこしらえても、mailman が

Uncaught runner exception: unknown encoding: iso-2022-jp

と文句を言って動かない。これは Python と mailman のバージョン不整合による Mac OS X Server のバグである。あほかー!

/usr/share/mailman/*/paths.py を編集し、import japanese という行をコメントアウトすると動くようになる。

Nov 11 2008

Leopard, シンボリックリンク, AFP

ファイルサーバが Leopard になってから、どうもゴミのシンボリックリンクが増えたと思ったら、また Leopard のしょうもないバグのようだ。勘弁してくれ。

再現方法 1. ln -s でシンボリックリンクを作る。 2. rm で消そうとするが Resource busy で消えない。 3. しばらく待つ。 4. 今度は rm で消える。

この件は、"Locking bug on Mac OS X over AFP" でググると情報が出る。解決策は無し。

必然的に、Emacs で開いたファイルにもれなく残骸ができることに。トホホ。フロントエンドからバックエンドまで、本当バグだらけ。

Nov 6 2008

iCal

Leopard の iCal からだと個人用 WebDAV サーバへの公開に失敗(エラー code 32)するようになってしまった。Apache のログをよく見ると、HTTP Host フィールドをうまく処理していないようだ。恐らく、Leopard の iCal にバグがあって、HTTP/1.1 の Host ヘッダフィールドを送れていないんだろう。ていうか、なぜか Leopard だと HTTP/1.0 PUT なんだよなあ。最近の Mac OS の品質管理はなっとらんぞ。とりあえず VirtualHost を使わない URL にして解決・・・したのかオイ。

Jul 24 2008

Open Directory

SSHしようとしたら "You don't exist, go away!" と言われる。(^_^; どうやらログインした後でネットワークケーブルが抜けてしまったらしい。ちなみに、その状態ではユーザ名は "I have no name!" になる。オモロー!

Feb 18 2008

Spinning Wheel of Death

OS X で頭の痛い問題と言えばSWoD。うちの NetBoot クライアントはもれなくこの状態でリブートを余儀なくされる。同じホームディレクトリを共有している俺の Power Mac では起こらないので多分 NetBoot にイメージどこか問題があるのだろう。今日、その Power Mac で USB メモリをアンマウントしようとすると、突如としてSWoD出現。リモートログインしてプロセスを見てみると、coreservicesd というやつが暴走している。何だこりゃ。macosxhints.comの記事を参考に /Library/Caches の中を掃除して解決。NetBoot の方の解決の糸口になるか?

Nov 28 2007

10.4.11

10.4.11アップデータでブート不能に陥る事例が頻発しているらしい。

「Mac OS X Tiger を使用しているすべてのユーザの方に、10.4.11アップデートの適用をお勧めします。」勧めるな!

Nov 24 2007

Leopard

自宅のiMacはLeopard。look & feelはいろいろと気に入らんなあと思っていたが、そう思っていたのは俺だけじゃなかったみたい。ていうか、カンカンに怒っている人が。

いちいちもっともだ。OSのメジャーアップデートでは見た目を変えないと売れないみたいな変な強迫観念があるんだろうな。日本ではLeopardマンセー一色だが、おかしな方向に走った時はちゃんと怒るのが本当のマックフリークというものであろう。

Dockについては上のページにしたがって

$ defaults write com.apple.dock no-glass -boolean YES
$ killall Dock

とすれば平面表示になる。しかしやっぱりTigerまでのDockの方がいい。 メニューバーの方はOpaqueMenuBarというメニューバーを不透明にするだけのツールを入れて解決。

Nov 20 2007

10.4.11, USBオーディオ

今日10.4.11にアップデートしたところ、外付けUSBアンプAP-U70が鳴らなくなったことに気付く。なぜか入力デバイスには現れるのに、出力デバイスとして認識されていない。

似たような現象で、10.4.10にアップデートしてからiChatでUSBオーディオ入力が全然使えなくなるというのがDiscussionsでかなり賑わっているようだ。最初はAP-U70側の故障かとも思ったが、こうした状況を総合的に判断するとやっぱバグのようだ。

これでは激しく困るので、Apple IDがないと入れない開発者向けBug Reporterで報告。直るといいな。

その間のつなぎとして、Quad の光オーディオ出力を AP-U70 に直結して使用。あれ、これで全然困らないような・・・

Jul 1 2007

ESPS/waves, HFS+

どうしても Mac OS X で ESPS を使う必要がある俺。今は Google にいる David Talkin さんが去年 Mac OS X で動くようにしたコードを公開したが、 なぜかそのままでは動かない。 いろいろハックしてようやく動くようになったと思ったのだが、使っているうちに xlabelがおかしいことに気づく。 既存のラベルファイルをリネームするところで変なエラーを出し、 上書きできない。

実はこれは HFS+ の問題であった。研究室の環境では全員ホームは ネットワークマウントした HFS+ ボリュームにある。 この場合、link(2) システムコールは動かない。

$ ln hoe hoe2
ln: hoe2: Operation not supported

ちなみに HFS+ でなく UFS の場合には問題ない。よく調べてみると、 例えローカルボリュームであろうと本来 HFS+ ではハードリンクはサポートされていない。 さも動くようにエミュレートされているだけらしい。 よって、今回のようにいつも動くとは限らないということなのだろう。

結局ソースコードをいじり、link(2) でなく rename(2) を使うようにして解決。だんだん理想の環境に近づいてきたなウシシ。

Dec 28 2006

Retrospect

最新バージョン購入。最悪。セレクタの仕様、頭おかしい。誰だ考えたやつ。 しかも、せっかく細かく指定してもブラウザは除外されたファイルも全部表示しようとする。 今だにOS 9時代のレガシーなコードでパフォーマンス最悪。 表示順を変えるだけで5分かかる。三角形をクリックしても展開しないバグ。 プレビューには30分かかる。 しかもファイル名が原因のエラーは必ず30分待たせた最後に表示。 しかも強制終了しかできない。 準備だけで5,6時間かかった。 ようやくバックアップを開始しようとしたら、 デバイスを認識しない。純正のATAPI DVD-RWだぞ? これ以上標準的な環境があるか。「設定」をクリックすると、 2〜200分かかりますというアバウトな警告の後に書き込み方式を検証中・・・ と出るが、200分どころか16時間待っても先に進まない。 中止をクリックするが、やはり反応なし。 強制終了するとカーネルパニック。最新ドライバを入れても同じ。 つまりは全く使用不能。 ぶち切れてアンインストールしようとすると、Startup Items で勝手に 何か起動されている・・・。もちろんアンインストーラなど一切なし。 安くないソフトなのにサポートは有料。こんなクソに追加料金など出せるか! 買ってはいけない。本当に。 は信頼できるソフトだったのに、 買収されるとこんなにひどくなっちゃうのか・・・。 年末の貴重な時間を返せ!

Jan 13 2006

Tiger, SMB

Quad に乗り換えたため、最近は Tiger で生活。Spotlight は最初 「こいつ超うぜー」な感じだったが、もはや手離せん。 そのうち、ファイルサーバ側でのインデックス作成にもトライしたい ものである。

さて、Tiger に移行してからというもの SAMBA サーバにアクセス できなくなってしまった。解決に時間がかかったが、どうやら EnablePlainTextPassword にしていると接続できないらしい。 KB301580 にしたがい /etc/nsmb.conf をいじって解決。

May 18 2005

Illustrator, AppleScript

AppleScript デビュー。教材用のアニメーションを作るため、大量の Illustrator ファイルからビットマップファイルに変換。AppleScript も 1から覚えようとすると大変そうだが、Illustator の CD-ROM に スクリプティングガイドが入っており、役に立つサンプルも含まれていた。 AppleScript はスクリプトエディタで編集&実行する。構文が間違っていると 保存すらできない仕様に驚く。さすが Adobe 謹製のサンプルだけに、少し手直しした だけですんなり動く。うーむ、快感。まあ、1枚1枚手でやった方が結果的には 早かったが、それは言わない約束だ。

Mar 24 2005

Open Directory

マックだけの環境なら認証は Open Directory で楽々・・・かどうかはわからんが、あまり難しいことはなさそう。問題は混在環境である。今までは NIS だった。UNIX 系ならどの環境でも動くし、単純明解でトラブルが少ない。しかし、NIS の場合はなぜかシステム環境設定の「アカウント」からパスワードを変更できない。Mac OS X でもコマンドラインからならパスワード変更は可能なので、単に実装されていないだけだと思われる(フィードバック済)。この点だけどうにも我慢できないので、来年度の新入生からアカウントは Open Directory 管理にしてみることにした。

問題は、まだまだ現役の Solaris マシンである。nsswitch.conf には ldap を使用するオプションがあるので、Open Directory の LDAP サーバで認証すればログインできるはず。しかし、予想通りというか、Solaris のヘンな実装のために(少なくとも以前は)問題がいろいろ。参考にしたページはSolaris 8 / OpenLDAP Definitive Guide

以前 Solaris 上の iPlanet サーバで LDAP を動かしていたが、複雑かつ難解なのでやめてしまったことがある。今回ひさしぶりに LDAP を思い出そうとするが、相変わらず難しい。試行錯誤の結果、とりあえず動くようになった。その時のポイントをメモ代わりに。

Mar 23 2005

Xserve G5, ハードウェアRAID

NetBoot 用に、クラスタノードじゃない Xserve を新規導入。今度は光学ドライブ内蔵だからセットアップも簡単・・・と思ったが、甘かった。RAIDを念頭にシステム構成を考えてもらったのでてっきり起動ボリュームはRAIDになっているものと思い、どんどんセットアップを進めて行ったら、途中で単なるハードディスク3台内蔵になっていることに気づく。まあ、RAIDの構成の仕方は人それぞれだから仕方ないか。個人的にソフトウェアRAIDは嫌いなので、Xserve G5 専用の PCI ハードウェアRAIDカードを入れてもらったのだが、これが曲者だった。こいつが間に入っていると、GUI の OS インストーラからはインストール可能ボリュームとして見えないようなのだ(例え RAID オフになっていても)。最終的には、このページを参考にリモートから ssh してシェルからインストール。Tiger ではもっと楽になっていることを祈ろう。それにしても OS インストールは爆速。DVD-ROM だからか?

Fev 4 2005

Retrospect

気が付けば1年半ぶりのバックアップ。ハードディスクの大容量化にバックアップ用メディアが追い付かない昨今、DVD-R を取っかえ引っかえしながら結局半日仕事。

最初に入れたメディアにバックアップが始まって数分後、エラーで中断。どきっとしたが、どうも不良メディアのようである。初めて経験した。こんな時でも Retrospect は安全でした。

Nov 19 2004

Xserve G5, NetBoot

セットアップが必要な Xserve は2台あるのだが、最初の1台でかなり疲れ果ててしまった。同じことをもう1台でやるのはもう嫌なので、ハードディスクの丸コピーでもしようかと思ったが、せっかくの Mac OS X Server なので、NetBoot を使った自動インストールに挑戦することにする。100台のマシンとかのセットアップでも簡単にできるという NetBoot だが、たった1台のためにやってるのは世界広しと言えども俺だけかもしれん。

インストール先もインストール元もコンソール無しのクラスタノードという、かなり難易度の高い状況。計算クラスタであっても、NetBoot とかしたい場合は別のデスクトップ機を1台サーバにするか、ちゃんとした Xserve にディスプレイをつなぐ方が楽は楽。しかし、こうなれば意地だ。絶対この構成で成功させてやる。

3日間いろいろ試行錯誤した結果、できました!(^_^)v 手順を簡単にまとめておくと、

  1. コピー元のボリュームのイメージ(.dmg)を作る
  2. それをマウントする
  3. ネットワークイメージユーティリティで開き、「新規インストール」イメージ作成モードに入り、内容としてマウントしたボリュームを指定する
  4. インストール先では全く操作ができないので、「自動インストールを有効にする」を選択。インストール先のボリュームは "Server HD" と入力する (ここが大事!!!)
  5. 「イメージを作成」をクリックし、ひたすら待つ
  6. その間、NetBoot サーバをセットアップしておく。とりあえず AFP と NetBoot サービスを起動 (NFS も必要だが、どうやって起動するのかいまいちわからん)
  7. できたイメージを NetBoot サーバの /Library/NetBoot/NetBootSP0/ の下にコピーする
  8. それを NetBoot サービスの設定画面の「イメージ」から選択する
  9. インストール先の Xserve G5 をブート (前面パネルの操作により NetBoot 経由のブートを指示する)
  10. インストールが始まる。再起動すれば完了!

現実には、いろいろややこしいハードルがあった。まず 1. だが、動作中のシステムのボリュームのイメージを作るのはいまひとつ気持ち悪いので、ターゲットディスクモードで起動し、PowerBook からハードディスクとしてマウントし作成。これを非サーバOSのデスクトップ機に移動し、2. 3. 4. 5. を実行。できたイメージは、サーバOSが動いている Xserve G5 に scp で転送。何度もイメージが行ったり来たりするあたりが何ともダサい。

もうひとつ失敗したと思ったのは IP アドレスの設定。結論を書くと、NetBoot で多数のサーバをセットアップする場合には、IP アドレスはとりあえず DHCP にしておくべき。さもないと、全部同じIPアドレスになってしまい、後で面倒。ちなみにサーバの IP アドレスは管理ツールなどからは変更できない模様。しょうがないので、俺は ssh で接続してから networksetup(8)で設定。当然、変更した瞬間に操作不能となる。(^_^;

準備は確かにかなり大変だが、しかし 10. は速くて感動する。5分くらいだったかな? ギガビットイーサネット接続というのも大きいと思う。

なかなか楽しいので、今度はクライアントのセットアップも一元化しようかな〜。

Nov 16 2004

Xserve G5, Mac OS X Server

Xserve にはコンソールがないので、デスクトップ機とは勝手が違う所が多い。 いろいろ悩んだが、最大の疑問「アプリケーションのインストールはどうやってやるの?」 は無事解決。*.(pkg|mpkg) を installer(8) でインストールすればよい。 わかってしまえば簡単だのう。あと、おなじみ NIS の設定は、 古いバージョンの文書を参考に niload でできた。 結局、GUI の設定ツールはほとんど使わなかった&使えなかったなあ。

sshd が逆引きで文句を言う問題は、 xinetd の設定 TIL 107800で解消。

Apr 2 2004

NIS

前々から、G5 がブートする時、タイミングによっては ypbind に失敗することがあった。 というか、3回に2回くらいは失敗していた。手で ypbind を起動すれば何事もなかったように 動くので、設定ミスではない。で、今度新しく来た G5 でも全く同じことになるので、 業を煮やして原因究明。結局、原因はネットワークにあった。 というか、G5 がつながっているハブが高級品(CISCO Catalyst 2950)のために 起きた問題だった。Panther では、ブートした直後に Ethernet は一度ダウンする。 ディスクのマウントなど Run Level 1 的なブートプロセスの終了後に再び Ethernet をアクティブにし、IP アドレスなどの設定を行うようなのだが、 G5 が速すぎるせいか、本当にアクティブになる前に NIS や各種デーモンの起動が 行われるために失敗するのである。 2950 は、デフォルトではスパニングツリープロトコルなるものを発動して、 冗長に接続されたスイッチ同士でループのないトポロジーを構成しようとする(らしい)が、 PC が直続されたポートがアクティブになった場合でもこれを実行するので、他のスイッチを探している間は リンクが切れた状態になっている。したがって、この間に NIS が起動しようとすると 失敗するのである。

結局、スパニングツリープロトコルをオフにすることにしたが、確かに改善はするものの まだたまーに失敗するようである。おとなしくメルコのハブを使ってりゃよかったんだよね。

Apr 1 2004

10.3.3, NFS

NFSのロック問題は、10.3.3 で解消された模様。

DNS, Rendezvous

Jaguar になってから問題だった .local で終わるドメイン名が引けないという話に関する情報。 TIL 107800 に解決策あり。 「.local ドメインは、インターネット上で有効なトップレベルのドメインとして定義されていません」 などと書いてあるが、インターネット外では別に無効だというわけでもない。 むしろ、かつては何かの Internet Draft では私的に Split DNS する場合のトップレ ベルのドメイン名として推奨されていたほどである。 それはともかく、まともな解決法があってよかった。

Mar 4 2004

Core Audio

勉強の成果をこのページにまとめる。

Feb 27 2004

Panther, NFS

Panther ではネットワーク回りが結構変わった。直ったバグもあるようだが、 個人的には不満な仕様変更がいっぱい。普段使っているのが Jaguar ということもあるが、 いまだに慣れない。

で、これは仕様というよりバグの話。 Panther の NFS ファイルロッキングは非 Apple の NFS サーバと仲が悪い。 例えばホームディレクトリが Sun とか Linux の NFS サーバ上にあると、 ロックに失敗して帰ってこない。(やっぱりバグでしょう、うん。) ロックを使うアプリケーションにアドレスブックがあるが、一切使ってないつもりでも、 実は Mail が使っているため、結果として Mail が固まるということになる。 Panther 導入当初は結構悩んだが、結局 mount_nfs のオプションに -L を追加して解決。

NetInfo Manager の設定画面。automountの項も参照。
Dec 8 2003

G5のベンチマーク

結論:結構速い。

(この間、G5キターというイベントあり)
Oct 29 2003

G5

来ねえ〜

カーネルパニック

初めて見た! なんか、かっこいい。って言ってる場合じゃないか。新しい G4 を買ってから10ヶ月、ほぼ常時使用していながら今までコケなかったわけだから、 考えてみればすごい。ちなみに久しぶりに Spark ME を起動した時でした。

Oct 17 2003

G5

早く来ないかな〜♪

Office v.X

ふと思い立って Office X 10.1.4 Update と 10.1.5 Update を立て続けに適用。Word の不安定さ解消を全然期待せず祈。

Apr 14 2003

10.2.5, NIS

ようやく NIS に対応。共用マシンを 10.1 からアップグレードして再設定。 かなり簡単にできるようになっている。 解説ページ を見ながらやってもいいが、ディレクトリアクセスから設定すればいいことさえ 知っていれば、後は適当にやっても多分大丈夫。

Mar 10 2003

Keynote

気がついたことをメモ代わりに。しかし、来週の学会で使えるかどうかは 微妙だなこりゃ。

Dec 23 2002

10.2.3

G4 1.25GHz Dual キター。うるさいが、とりあえず速くて良い。 何はともあれ 10.2.3 にアップデート。automount の問題が解決していた。

Dec 15 2002

Microsoft Entourage

よせばいいのに、Entourage で vCard データの読み書きができないか試す。 Entourage には vCard データを読み書きするメニュー項目はない(ようだ)。 しかし対応しているとは言っているので、いろいろ試す。Palm Desktop で書き出した vCard ファイルをアドレス帳にドラッグ&ドロップすると、 なぜか最初の人間のデータだけがインポートされる。多分 vCard は1人1ファ イルだというしょうもない仮定をしているんだろう。そこで、ちょっと遠回り だが Microsoft Handheld Synchronization をインストールして Palm から HotSync でアドレス帳をインポートする。 このソフト、インストールすると勝手に Palm Desktop のコンジットを追い出 してしまった。さすが M$。で、インポートはうまく行ったが今度は vCard 形式で書き出すやり方がわからない。で、さっきはドラッグ&ドロップで インポートされたのを思い出したので、全員のアドレスを選択してデスクトップに ドラッグ&ドロップしてみた。

ず〜ん・・・

Oct 3 2002

Jaguar

ハードディスク修理から戻る。やっぱり新品になっていた。(T_T) なんだかくやしいので、Jaguar を衝動買いして (^_^; 新規インストール。 Emacs や SKK なんかも再インストールしたが、 前に書いた時と違ってサクサク。すばらしい! 多分画面表示が高速化されたんだろう。

挙動不審な点もいっぱいある。10.1 までは使えた RCS や wget が入ってないとか、 ターミナルで日本語が出るのはいいが約物の配置が変だとか。 参ったのは、.local で終わる研究室ドメインが引けなかったこと。 この件は以前 Mac OS 9.2 の OpenTransport で問題になった link-local がらみの話で、本当は .local.arpa であるべきなのに .local は問答無用で Rendezvous 名だという M$ ばりの自分勝手仕様。 以前 fj.sys.mac.os-9 で聞いた時はノーリアクションで、結局解決できず。 最初は Mac OS X でもついにこの仕様になったのかと思って青くなったが、今度は 対処法も見つかったのでひと安心。

automount

今までと同じ方法だとうまく行かん。情報くれ〜

Aug 23 2002

Matlab

要Xだった。しょぼーん。

Aug 22 2002

ハードディスク故障

何が痛いって、開発中のOSXBiff が消えちゃったこと。(T_T)

Matlab

Mac OS X 対応。知らなかった。昔は Matlab と言えばマックだったものだが、 ようやく面目を取り戻した。しかし、ハードディスク修理中の今は試すことも できず。楽しみだなあ。

Jul 4 2002

JINNI ZEALA

俺はピンボールファンだ。ピンボールマニアだと言うと ピンボールマニアの人に怒られそうなので、ファンと言っておく。 さすがに Classic でゲームをやるとしょんぼりな感じなので、 他のメーカーも見習って Mac OS X ネイティブゲームをもっと出すべし。俺は買う。

Photoshop

ようやくネイティブ対応。動作はそう遅くないです。 透明マニアの俺的には、今までずっと LE 版だったので、アルファチャンネルが 使えるようになってとってもうれしい。って、Mac OS X と関係ないか。 ユーザインタフェースは並というよりむしろ下。6.0 になった時に多くの人が ぶーぶー言ったのがわかる。ツールオプションバーなんて発想は、M$製品の愛 好者でないと生まれてこないだろう。ブラシパレットも最初はわけがわからず、 いろいろいじってようやく Photoshop 3.0 仕様(^_^;の地味な画面にする。

このページのタイトルも作る予定なので、新たな感想はその時にでも。

Jul 1 2002

Carbon Emacs

Terminal で使った時に比べて異様に重い。最新バージョンでは良くなって いるかもと思い、CVS でソースツリーを取得。 ・・・なんか、さらに激重になってしまった。face 回りの実装に問題がある ような気がする。 SKK で入力中の サンプルムービー (QuickTime 170k, Snapz Pro Xで作成)。 画面を見ないでバーッと打った結果で、決してタイピングが遅いわけではあり ません。

Jun 10 2002

OSXbiff

前にも書いたように、Mac OS X 用 NotifyMail は前のバージョンのレジストレーションコードが使えず、 アップグレード購入しなければならない。マイナーチェンジのたびにだんだん 良くなっているのだが、メール到着サウンドを Default System Output に出せない点がどうしても気に入らず、結局自分で作ることにする。

すばらしい開発環境とドキュメントのおかげで、半日でとりあえず役には 立つものができた。スプールの場所を指定するためにソースをいじるという、 ある意味ではハッカー好みとも言える代物になってしまった。さすがに恥ずか しいのでまだ公開はしないが、どうしてもという方はお知らせを・・・。

May 28 2002

OmniOutliner, Brain Juicer

アイデアプロセッサは機能よりも手になじむかどうかの方が重要。 マックにはかつて Acta 7 という有名なアイデアプロセッサがあったらしいが、 触ったことはない。しかし、後発のアイデアプロセッサはどれも似たようなイ ンタフェースを持っていることから、Acta 7 の影響がうかがい知れる。 で、多分世界一 Mac OS X な人々 The Omni Group も出してきた。

めちゃめちゃかっこいいインストール画面、というか Finder だけど
ヘルプを見なくてもこのくらいは使える

今後、俺がいいアイデアをいっぱい出して論文を量産した場合には、 OmniOutliner はいいソフトだったと言えるでしょう・・・。

ところで、ライバルの Brain Juicer は、使い勝手がちょっと俺には合わ ないものの、アイコンのセンスが良すぎ、捨てきれん。

Brain Juicer のアイコン
May 20 2002

pTeX, Mxdvi

コンパイルもできるんだろうけど、どうせ遅いのでプレビュー専用。 Mxdviだけ使えればいい場合でもpTeXはインストールする必要あり。 しかし、 パッケージが用意されており、ちょっと軟弱すぎて自分的に納得行かない ほどインストールは簡単。 で、Mxdviはいい感じ。 Blue Sky Research の Computer Modern フォントをインストールすればさらにいい感じ。今までは(1)コンパイル (2)dvips (3)Acrobat Distiller がローカルファイルしか読めないので NFS 経由でデス クトップにコピー (4)Distiller にドロップ (5)Acrobat Reader でプレビュー、 という鬼のように面倒だった手順の(2)から(5)が、ダブルクリック一発でできるように。 よく今まで我慢できたもんだ・・・

Apr 21 2002

Mail, IMAP

Public Beta 時代に使おうとして挫折した標準メーラ Mail の IMAP 再評価。うちの研究室の IMAP サーバは UW IMAP だが、これは ホームディレクトリの下に IMAP フォルダをこしらえる仕様で、何と設定ファ イルなどで変更することができない。つまり、この仕様が気に入らなければソー スをハックするより他にない。そんなわけで、堅気のユーザが IMAP フォルダ を Windows から「何だこれ」と消してしまう事故が後を絶たなかった。 最初は UW IMAP ダメダメなのでステステと思っていたが、他に非 IMAP ユー ザとも共存できるソフトはなさそうだ。そこで、思い切ってソースをいじって IMAP フォルダの場所を分けてみたところ効果てきめん、IMAP クライアントが ホーム以下をえんえんとサーチすることがなくなって快適に。

で、Mail も今度はまともに動く。ただ、Mail が作った日本語の名前が付 いたメールボックスは、Eudora など他の IMAP クライアントでは化けて表示 されることがあるようだ。

俺は Mew ユーザなので、MH 形式のファイルのハンドリングを最重要視する。 UW IMAP の仕様では #mh という特殊なディレクトリ下のメールボックスは MH 形式だと思って処理されるはずなのだが、Netscape を始め IMAP 対応 とうたっているメールソフトのほとんどはちゃんと扱えない。まともなのは確 か ARENA くらいだったような。で、わが Mac OS X 標準の Mail だが、バッ チリっす。速いし。設定は、「アカウントパスの接頭辞」に "#mh" を指定す るだけ。グーよ! こりゃ、本気で IMAP に移行かな。もっとも、その前にそ ろそろ通し番号が5ケタに突入する +inbox を整理しなきゃならんな・・・

Apr 9 2002

Berkeley DB

返事来る。結局 libtool の問題ということらしい。

Apr 8 2002

Berkeley DB

一体この情報は誰が必要としているんだろうと疑問に思いつつの 2ヶ月ぶりの更新はどちらかというと Darwin ネタ。 Mac OS X は普通の UNIX として普通にサポートされており、 インストールは簡単。ただ、Java API 用のシェアードライブラリが うまく呼び出せないという問題がある。これを解決するためには シェアードライブラリの名前を libdb_java-4.0.dylib から libdb_java-4.0.jnilib に変更すればよい。 とりあえず開発元にフィードバック。

ついでに書いておくと、Darwin では LD_LIBRARY_PATH じゃなくて DYLD_LIBRARY_PATH なので、チューイセヨ。 ていうか、こういうのをわざわざ変えるセンスはいただけん。

Feb 8 2002

Illustrator

新しいソフトもしばらく使って安定期に入ると書くネタも少なくなってしまう。 で、特に Illustrator 10 固有のネタというわけではないが、 9 から導入された透明機能でしばらく遊ぶ。というよりさっそく実務に使って いる。俺が今まで使っていたのは 8 なので体験するのは初めてなわけだが、 これはすごい機能だ。 誰かがもう Photoshop いらんと言っていたのがわかる気がする。

マジで Illustrator しか使ってません
Feb 4 2002

数式エディタ, PowerPoint

正しくは「数式エディタ X for Mac」らしい。まずはアレをチェックする としようか。

この図の色を変更できません

・・・ずーん。おまけに この作戦も使えん。(最初から OptimalPrinter=0 になっている)

Feb 3 2002

Korean Language Support

充実の多国語環境もウリの Mac OS X。最近ようやくいろんな Language Support が公開され、懸案だったハングルのインプットメソッドが使えるよう になる。

「パワー入力器」、と読む TextEdit で入力中

なお、Microsoft Word でも使えるようです。(^_^;

Illustrator, Office v.X

Illustrator からのドラッグ&ドロップ、 いろいろ試した結果、やっぱりイマイチだということが判明。 Illustrator ではクリップボードの形式として PDF または AICB 形式を選択 できるが、Office はこの形式を扱えないので PICT 形式になってしまう。 ただ、昔と違ってこの PICT がベクトルデータになっている。このため、貼り 付け後の画像はレイアウトが若干崩れるが、斜線やフォントはきれいに出る。 また、PowerPoint 上でグループ解除という技も使える。 貼り付け画像をわざわざラスタライズしていた昔よりはマシということか。 当面は、ちょっと情けないが 72dpi の影響を避けるため、Illustrator 上でできるだけ拡大しておいてからペーストすることにしようと思う。 また、画像によってペースト後に変になることがあるが、クリッピングパスを 解除してからペーストするなどして回避できる場合もあった。このあたりの tips は Office に限らず AppleWorks なんかでも同様。

なお、EPS にして貼り付けた場合に画面が低解像度プレビューになってし まうのは従来通り。Illustrator が高解像度TIFFプレビューを生成してくれれ ば話が早いんだけどな。

Feb 1 2002

Illustrator, Office v.X:mac

レポートもうしばらくお待ち下さい。

EPS を PowerPoint に貼り込む時、Illustrator 10 形式だとそこで印刷が ストップしてしまう。Illustrator 8 形式の EPS だとなぜか出る。

小塚明朝

厳密には Mac OS X 依存の話ではないが、サードパーティの本格 OpenType フォントとして無視できない存在。無論わざわざ買ったのではなく、 Illustrator に付いてきた。ウェイトも全部揃っており、何てお得な。 文字セットは Std なのでタンヤオのヤオとかは出ないが、 それで困るのは逆にタンヤオくらいのものなので問題なし。

細明朝体に代わる本文書体として期待して使ってみたのだが、正直言って 我々が作る原稿には使えない。新聞書体を思わせるデザインは、技術文書では 圧迫感を与えすぎる。縦組で使えばいいのかな?

あと、どうもメリハリが無いと思ったら、小塚明朝はウェイトが小さくな るほど逆に横画は太くなるように作ってあるらしい。 本文に使うなら L よりも R で組んだ方が良さそうだ。

今回いろいろ試してみてわかったこと「ヒラギノ明朝は本文書体に使える」

ところで、小塚明朝に期待を寄せた理由は例の細明朝体ガタガタ問題なの だが、Illustrator 10 で印刷すると、細明朝体もちゃんと出る。 結局今後も細明朝体を使い続けることになりそうだ・・・。

Jan 29 2002

Carbon Emacs

何のこたァない、sudo make install してなかっただけでした。(^^ゞ

パッチの効果の方ですが、とりあえずはサクサク感向上。

Jan 28 2002

Carbon Emacs、OSダウングレード

本題の前に、続々登場のネイティブメジャーアプリ近況。 Illustrator と PowerPoint を連携させて発表資料を作る。 いろいろ解決しなればならない課題は見つかったものの、全体に望ましい方向 へ動いてきており、今後期待できそうです。近日レポート予定。

さて、情けないことに Carbon Emacs を起動できなくなってしまった。最 近さすがに画面表示のもたつきや非同期プロセスの挙動が気になり始めたので、 開発メーリングリストに流れていたパッチを当てて再コンパイル。正常に終了 するのだが、Finder から起動すると例の「予期せぬ終了」でウインドーも開 かぬまますぐ終わってしまう。パッチが悪かったのかとも思い最初からビルド し直してみても同じ。おかしい・・・。Terminal からemacs -nw では問題無 し。以前コンパイルした時と違っているのは、OS が 10.1 から 10.1.2 になっ ていることくらい。ならばと、既に 10.1.2 にしていたサブの iBook の OS を 10.1 にダウングレードして試すことに。10.1 アップグレード CD からは インストールできないので、まずは iBook 付属の Mac OS X CD で 10.0 をイ ンストール。完了の後再起動すると、ブート段階で panic で終了。なんでえ? (続く)

Jan 25 2002

Office v.X:mac

かなりイケてます! 個人的には、とりあえず NFS aware なのが超うれしい。

以前から、PowerPoint を PDF で出力できれば EPS ファイルを貼り付けて いても画面表示がきれいに出るはずだと考えていたが、今までは Acrobat Distiller で PDF 化する以外に手がなく、それだと日本語フォントの問題で うまく行かなかった。Mac OS X だと、プリントできる=PDFファイルにできる なので、今度はうまく行くはず。さっそくやってみる。

Acrobat Reader で見たところ

・・・ずーん。

ちなみに、EPS ファイルはプレビューのままでした。

Dec 6 2001

DVD Player

DVD-ROM を入れても DVD Player が立ち上がっちゃうのは何とかしてほし いなあ。

Dec 2 2001

DVD Player Update 3.0.1

やっとポリタンク G3 で UH2 が見られるようになった。再生中はそれなり にロードが上がるが、再生のパフォーマンスは全く問題なし。 ハードウェアデコーディングを利用しているかどうかは不明。 とりあえず、余は満足じゃ。

Emacs, Mew

Carbon Emacs はフレームの実装をしていないようなので、Mew はそれ関係 の elisp コード周辺で挙動不審になる。例えば、scan は終了しているのにプ ロセスは終わらないので C-c C-k しろと言われたりとか。 emacs -nw では問題なく使える。

Nov 13 2001

Emacs, SKK

Daredevil SKK 11.5 のインストールに挑戦。 skk-dic.el の中に巨大な defconst をしている所があり、そこをうまく読み込 めていない模様。Carbon Emacs のバグだと思うが、(普通の)UNIX 用 Emacs 21 を作ったことがないので検証できない。 とりあえずはこの部分をゴマかして動くようになる。辞書サーバも使えるし、 まったく言うことありません。この文章も SKK で書いてます。(^_^)v

原因をしぼりこむために Mac OS X 付属の emacs で defconst の部分がう まく行くかを確かめてみたら、何とこちらは *scratch* に yank しただけで Segmentation Fault でコケてしまう。おいおいー

Nov 10 2001

Emacs

Emacs 21.1 に Carbon化パッチが登場。ついに Mac OS X も UNIX の必需品 Emacs がまともに動くようになる。 (今まではターミナル専用だったからねえ。) 見たい人は、 でかいスクリーンショットも見てください。 フォントはデフォルトだと Monaco になっていて、アジア系言語もちゃんと表 示される。ただ、Monaco と Osaka のペアは幅の割合が中途半端で気持ち悪 く、何とか直そうと思ったがうまく行かなかった。今はとりあえず Monaco のかわりに Courier にし、18ポイントにして使っている。 Emacs 21 はバラバラの大きさのフォントでも問題ないということなので、 今のところはがまんしようかね。

これまでのマック版 Emacs と違い、当然ながら非同期プロセスにも対応してい るので、Gnus なんかもいい感じで使えます。 (もっとも Gnus 自体の使い方がよくわからん。) SKK はまだ入れてないのでとりあえずことえりを使ってみたが、 入力はできるようだ。もっとも、一度入力中にコケてしまったが。 安定性はまだまだのようだが、俺の仕事の全てをマック上で行えるようになる 日もそう遠くなさそうだ。

USBオーディオ

Sound Studio を使って、ディジタル録音も問題なくできた。

Nov 1 2001

USBオーディオ

ヤマハの AP-U70 を購入。ちゃんと音は鳴る。 Mac OS X での取り込みには対応してないとか何とかホームページに書いてあっ たようだが、検証は後回し。

アイドル時間が続くと system.log に次のようなエラーを残し、それ以降 パタッと音が出なくなるという現象に数回遭遇。

Nov  1 15:08:35 allegro mach_kernel: IOUSBHIDDriver: Device not responding (likely unplugged) - stopping driver.

普通だと再起動する以外に復旧の方法は無いが、 一度 USB ケーブルを外し、コマンドラインから次のようにすることで直る。

$ sudo /sbin/kmodunload com.apple.iokit.IOUSBHIDDriver

(kmodload よりも kmodunload の方がミソなので、そのように修正。 Nov 15 2001)

Oct 8 2001

印刷

すばらしい! PostScript プリンタの扱いが超改善されている! Print Center で プリンタを追加、AppleTalk を選び、一覧に現れたプリンタ を選べば PPD ファイルは Classic 環境から自動的に読んできて設定終了。 感動した! (流行語) これで MEDIO GP355 の機能がフルに使えます。

Sep 30 2001

10.1アップグレード

寝坊したものの、コジマで首尾良くゲット。(^_^)v

詳しくは学会終了後に。とりあえずメモ書き程度。噂通り文字はかなり拡 充されており、研究で使う鼻濁音やIPAの補助記号(無声化など)もバッチリ。 こりゃイケる。韓国語スクリプトが選択でき、ウェブページも読めるし、 TextEdit ではユニコードの他 EUC-KR にも対応し、ちゃんと編集もできる。 しかし今のところ入力する方法はない。 ことえりの起動に5秒かかるようなことはなくなった。(^_^; Finder の動作もいくぶんマシに。MacSSH は Classic が 9.1 のままだと 以前と同じだが、 9.2.1 にアップデートした後は特に問題もなさそう。 ねっとのおやつは正常に動かない。 DVD Player は G3 400/DVD には対応していない。 せっかくコジマで UH2 も買ってきたのに。(; ;)

Aug 14 2001

Flash、iCab

Discussion Boards 情報。Flash で OS がコケるという問題は、 最新 Flash Player を ダウンロードすることにより解決。 iCab も Flash に対応し、快適快適。しかしだからと言って、 アプリケーションのバグが原因で OS がコケてよいわけではない。

AppleWorks

何はともあれ、まともなワープロが動くというのはありがたい。 しかし、何かファイルナビゲーション回りが怪しい・・・。 「ファイル〜は現在AppleWorksで開かれています」という謎のエラーにより 書類をセーブできないときは、とりあえず「hoe」か何か、短い名前を付ける とセーブできるようだ・・・(涙)。

Jul 31 2001

デスクトップ

お気に入りのデスクトップピクチャ(≠壁紙)が突如出なくなり、デフォ ルトの青っぽいのに変わる。ログインし直しても同じ。再起動すると直る。謎。

ねっとのおやつ

1日1回ねっとのおやつ、マック版出る。\(^_^)/ Mac OS X 用は単に Carbon 化しただけの印象。 トキマロは Dock に常駐だと具合がいいんだがなあ。あと、リリース版では巨大アイコンもよろしく。

Jul 25 2001

NotifyMail

NotifyMail正規ユーザの俺は、まだ Classic 環境で使い続けている。 Classic でも全然問題なく動いているので当分 Mac OS X バージョンにする必 要も無さそうなのだが、せっかくなので使ってみた。

全体に、前のバージョンよりダウングレードしている印象。起動時に 一度だけ POP3 でチェックしに行く機能は無くなった。24時間動いている Mac OS X ならいらないということか? アイコンは xbiff のように独立して動作 することはできず、Dock の中にしかいられない。OS 標準の Clock のように 選べた方がいいと思う。

以前のレジストレーションコードも使えないので、速攻アンインストール。 このくらいのプログラムなら、自分で作ろうかねえ。

Jul 23 2001

DAVE

俺がマックから Windows ネットワークにアクセスせねばならぬのは、単に SAMBA が動いているファイルサーバが AFP をしゃべらないからであり、NFS もオッケーな Mac OS X では特別に必要も無くなった。ただ、Mac OS 8 時代 に DAVE を便利に使っていた頃に比べると、日本語のファイル名がバケバケに なってしまうという問題はある。(こうした場合、Finder ではアイコンすら消 えてしまい全く使いものにならない。)

Mac OS X 対応の DAVE がなんと無料で配布されているというので、ファイ ル名問題が解決されていることを期待してインストールしてみた。DAVE Explorer が立ち上がると、"Browsing Error -- Unable to get workgroups because an error occured." というエラーが出て、ネットワークに何も現れ ない。何となく、俺の設定ミスのような気もするが・・・。Mount URL で直接 パスを入力するとマウントはできた。ファイル名は改善せず。

最初はインストール時のセットアップに失敗したのかもと思い、一度アン インストールを試みる(だって、後からセットアップできないんだもの) と、アンインストーラ動作中に panic になる。初めて見た。2回目にアンイン ストールした時は無事だった。

設定項目がほとんど無いし、なぜかヘルプシステムが壊れているので手も 足も出ず。というわけで、無料公開は歓迎したいが、今は全くおすすめできま せん。

最後にアンインストールしようとすると、また panic。(; ;)

Jul 9 2001

gnuplot

今まではわざわざ UNIX マシンにモニタを切り換えて使っていたが、 いちいちファイル転送しなきゃならなかったりと不便だった。 前から Carbon 版の存在は知っていたが、使ってみるとやっぱ便利だわこりゃ。

Jun 29 2001

2度目のトラブル、カーネル、Internet Explorer、Flash

MYST III のページ の Flash ムービーを再生していると、途中で突然止まり、音は壊れたレコー ドのように鳴り続ける。マウスカーソル消滅。Shift+Ctrl+ESC 効かず。 ping にも反応せず。どうやら完全にイッてしまったようだ。 リセット後もう一度試してみてもやはり同じところでハングする。音かグラ フィックスのどちらかがトリガとなってカーネルが暴走するような気が。 とりあえずはフィードバックする。

Jun 28 2001

印刷

MEDIO GP355 が導入されたので、プリンタの設定を試みる。 Discussion Boards 情報により、Print Center で PostScript プリンタを追加する際に AppleTalk を選ぶとプリンタ記述ファイル(PPD)の指定ができず、 プリンタ固有の機能が使えないことが判明。やむなく LPR プリンタを指定。 ま、AppleTalk にしたところで GP355 の場合はほとんどメリット無いけどね。

PPDファイルを他のプリンタと同じところに入れると機種名が表示される。 Discussion Boards にあったように Mac OS 9 上のファイルを指定すると逆に ダメだった。Mac OS X のバージョン違いか?

Print Center の設定画面

PPDファイルは認識されているのでカセット名などは正しく出てくるものの、 追加オプションを選ぶことはできない。Mac OS 9 のセレクタでいう「再設定」 相当の機能が必要だろう。また、PPD ファイルのレベルでは対応しているのに なぜか両面印刷などのオプションを設定する項目がない。 OKI MICROLINE PS シリーズではちゃんと選べるので不思議。

Jun 21 2001

MacSSH

2.1b9が出たので試してみるが、やっぱりダメ。 必ず Classic がクラッシュする。 Mac OS 8.6 だと快調なのに、何でだろ・・・。

May 31 2001

MacSSH

Classic上では、なんかバギーである。 Classicをコカす元なので、BetterTelnetと併用することとする。

May 24 2001

iMovie

いやいや、良くできておる。想像以上に軽い。Mac OS X の看板ソフトですな。 SCSI ハードディスクが使えないのさえ何とかなればなあ。

May 22 2001

G4

展示中の G4 Cube で Mac OS X が動いているので触ってみた。 ・・・速い。俺のは G3 400MHz なのでそこそこ良いはずなのだが、 全然違う。悔しいなあ。なんか陰謀の香りがするぞ。

May 16 2001

PRD-CF

コンパクトフラッシュリーダー。関係ないが、これはいいです。 デジカメユーザは、転送キットを買わずにこれを買いましょう。 んで、予想通り Mac OS X では使えず。・・・と思ったら、Classic アプリケーションからは見えるという何とも気持ち悪い状態。

May 14 2001

Microsoft Word

年に数回は否応なく Word を使わねばならない時がある。しかも、それは大抵 非常に急いでいる状況である。しかし、他はどうだか知らんが俺が Word を 使っている時にはマックは必ずトラブるのであり、作業をしている時間よりも 再起動している時間の方が長くなるという人生の無駄遣いを余儀なくされるの だ。

Microsoft は Office を Mac OS X に対応させる準備をしているという。 これは本当にうれしいことで、どんな腐れソフトでも Mac OS X 上では他のア プリケーションに迷惑はかけないのである。

今はやむを得ず Classic 上で Word を使っているわけだが、やっぱり調子 悪いことは悪い。今の Classic は新しいパーティションにクリーンインストー ルした Mac OS 9 がベースであるから、これで挙動がおかしいとしたら完全に Word の方が悪い。(いや、前からそうだと知ってはいたけれど) しかしながら、調子悪いんだけど、やっぱりストレスは50%減(当社比)なので ある。Classic に関係ないアプリケーションまでは道連れにならないし、 Classic を再起動している間は別の作業ができるからである。

今 Office でムキーッとなっている方、とりあえず Mac OS X にしましょう。

May 13 2001

automount(続き)

シンボリック作戦でうまく行ったかに見えていた が、一定時間経過後に問題発生。実際に訪れていなかったディレクトリが全部 「コンピュータ」の下のNetwork/Servers のアイコンと同じエイリアス に化けてしまい、しかもデッドリンクになっている。多分、automountによっ てタイムアウトした後再マウントする時に不整合が起こっているのだろう。今 のところ、ログインし直す以外に手だてなし。

USBオーディオ

試しに MA-150U をつないでみた。鳴った。結構びっくりした。すばらしきかなUSB。

May 5 2001

automount

automount で設定したネットワーク上のボリュームにアクセスする時は 「コンピュータ」から Network -> Servers -> (サーバ名) -> (マウント元ディレクトリ)、と辿っていく のが基本と思われるが、この方法で探したフォルダからエイリアスを作ると、 オリジナルは起動ディスクの下の private/Network/Servers... という場 所を指す。これだと、automounter がいったんアンマウントした後にエイリアス をダブルクリックしてもデッドリンクになっており、「オリジナルが見 つかりません」となってしまう。

そこで、ちょっと強引だが Terminal を使い、ln で /Network/Servers... にシンボリックリンクを張ることとする。ここは automounter のマウントポイントなので、アンマウント後でも自動的に再マウ ントしてくれる。前にも書いたように、 シンボリックリンクはちゃんとエイリアスとして機能する。

Apr 30 2001

NFS

Classic からは NFS 上のボリュームが見えないようである。 原理的には見えても不思議はないんだがな・・・。

Apr 26 2001

automount

とりあえず Darwinfoを大いに参考にする。デフォルト主義者の俺としては何とか NetInfo の fstab データベースを使わせたく苦闘するも、思いの他手ごわかった。 結局 NetInfo マップとは全く違う指定の仕方が必要なことが判明。

NetInfo Manager の設定画面。whisper:/opt/gnu/shareをマウントする例

で、晴れて NFS 生活。うしし。こりゃ便利じゃわい。

JIS X 0213

あった。補助漢字にないやつ。

断ヤオのみ。1300点

ついでにUnicodeテストページも更新。

GCC

どこにあるんだ??

Apr 25 2001

エイリアス

エイリアスはシンボリックリンクにならない。 エイリアスは大きさ0のファイルとなり、 リンク先はリソースフォークに書かれている。 これはHFS+ でも UFS でも同じである。 逆に、シンボリックリンクはエイリアスになる。

(エイリアスとは、Windows 用語でいうところのショート カットのことです。気が付かずにショートカットと書いていたので修正しまし た。Mar 5 2001)

JTerminal

Solaris にリモートログインして Emacs を使った場合、 画面表示に少々問題あり。Darwin の termcap と Solaris の TERMINFO デー タベースの間の不整合と思われる。ローカルに Emacs を使った場合には表示 は問題なしだが、まだ SKK が使えるようになっていないので残念ながらこの ページの更新をできるまでには至っていない。どっちかというと、 BetterTelnet のように Favorites からサーバの名前を選ぶと透過的 ssh し てくれる仕組みの方がありがたい。そういや Terminal にもこの機能付いてな いな。

Apr 21 2001

Finder, iCab

iCabメニュー化け問題は、予想通りア プリケーション側のスクリプトを日本語にして解決。その方法とは・・・ ResEditだった。これは盲点。

Apr 19 2001

初トラブル

立ち上げっぱなしでも結構いい感じで数日使えていたが、突然アプリケー ションの起動ができなくなる。ドックのアイコンはバウンドを繰り返すばかり。 Terminal も起動できないし、ssh で外から入ることもできなくなったのでお 手上げ。とりあえず作業を中断してセーブする。ログアウト。ログイン画面に ならない。リブート。

1回目のリブート後は、ブルーの画面から先に進まない。マウスは動くのだが。 いやな予感。またリブート。

2回目は、ログイン画面まで普通に進行。不思議。

システムログを見ると、昼過ぎから次のメッセージが頻発していた。

Apr 19 12:54:40 localhost WindowServer[589]: CGSOrderWindow: Invalid other window

トラブっていたあたりには次のメッセージも3回出ていた。

Apr 19 21:47:10 localhost loginwindow[590]: [NSBundle loadNibFile:path ...fails

Acrobat Reader 5.0

Mac OS X 対応。なかなかスムーズに動く。

「Ryumin-Light-Identity-Hフォントが見つからない」というアラートが出 て日本語が読めない書類あり。なぜか Preview だと読めたりする・・・。

Finder

・・・あれ、コケた。 Finder がコケても動作中のアプリケーションに何も影響なしってのは新鮮だ なあ。

Apr 15 2001

正式版、SCSI

とっくに入手していたが、ついにインストールする。 結局SCSIカードの問題は正式版でも解決していない。 各社 Mac OS X リリースと共に一斉に対応状況を公表する中、 IO DATA には全くその気配なし。どうせ Mac なんて売り上げの数パーセント しかないんだからという態度が見え見えで気分悪い。

結局、(1)SCSIハードディスクに Mac OS 9 を新規インストールの後、 Mac OS 8 稼働中の ATA ハードディスクの内容をコピー、 (2)ATA ハードディスクを2分割し、そのひとつに Mac OS X をインストール、 (3)ATA のもうひとつのパーティションに SCSI ハードディスクの内容を丸コピー、 という手順でインストール完了。

もちろん、ATA から起動した Mac OS X からは SCSI 側の HFS+ ファイル システムは全然見えません。しゃーないか・・・。

Mac OS X 10.0.1

まずは OS をアップデートしておく。いろんな所で紹介されているように、 アップデートは3段階。最後のEPSONプリンタドライバ・アップデートは、なぜ かプログレスバーがあと一息のところから先に進まない。なんかデッドロック 状態っぽい。5分ほど待ったが状況に変化がないので、とりあえずメシを食いに行く。 帰ってみると、終わっていた。何だったんだろう・・・。

Classic, BetterTelnet

あっさりと動く。やった! これで Mac OS X に移行できる。

Classic アプリのアピアランスはプラチナのままなので、他の Aqua の部 分から見ると浮いている。俺は Mac OS 9 以前でも Aqua 風テーマを使ってい たのでイマイチに感じるが、まあ Classic ですよと一目でわかることが重要 なのかもしれない。

一度クラッシュする。システムログには次のように痕跡が残っていた。

Apr 15 01:05:22 localhost Classic[232]:   *** The BlueBox just crashed! *** 
Apr 15 01:05:22 localhost Classic[232]: ERROR = SystemCrash(9)   

コケた理由は説明が面倒なので書かない。まあありそうな話ではある。 Classic がコケるのは MAE がコケるようなものなので、あまりショックと いう感じはしない。ただ、Classic 自体が再起動するのを待たなくてはいけな いので、一日に何度もコケたらイライラすることだろう。

あ、ちなみに動作速度には何の問題もないです。

hostname

上のログを見てもわかるように、hostname を実行すると localhost が返っ てくるというイヤーンな状態になっている。/etc/hostname.* とか /etc/nodename といったおなじみのファイルは無く、/etc/rc.* を見ても hostname を設定している部分は無い。どこで変えられるんだろう?

おぼろげながら、Public Beta の時はちゃんとホスト名が設定されていた ような気もするので、最初のインストールの時に DHCP で設定しちゃったのが そもそもの失敗かもしれない。

テキスト表示、Quartz

Quartz のテキスト表示はいつもアンチエイリアシングされている。このた め、ビットマップフォントに慣れたユーザからは、逆に文字が汚いという文句 も出ている。

本来は、ある閾値より小さいフォントはビットマップ表示するという Classic 的アプローチがいいのだろうが、とりあえず画面の解像度をいつもよ り上げ、それに比例して使用するフォントのサイズも大きくすればほとんど問 題にならなくなる。というか、非常に美しくなる。72dpi 表示にこだわる俺は Mac OS 8 時代は頑固に 1024x768 で通してきたが、Mac OS X では 1280x1024 で快適。

Dock

Internet Explorer の穴ぼこ問題は、解決していた。

iCab, BetterTelnet

URL を Command+クリックすると、ちゃんと Carbon iCab がページを表示する。 感動的!!!

iTools, Finder

iDisk は結構便利そう。うちの iMac は Mac OS 8 なのでちょっと工夫がいるかな。

Finder の「移動」(Go)メニューから iDisk を選ぶと、目に見えない所で サーバに接続、サーバスペースが(恐らくは AppleTalk on TCP/IP で) マウントされる。デスクトップにはいかにもインターネットなディスクのアイコ ンが表示される。残念なのは、Finder が iDisk のドライブに対し 特別な内部処理をしていない(と思われる)ために、例えばウィンドウサイズ変 更などの操作を行うとそのたびにトラフィックが発生し激重になることである。 (システム全体には影響無し。) このあたりでやっつけ仕事をしないのが Apple だったのだが・・・。

とりあえず取った hirokimori@mac.comの使い道は考え中。

Finder

Finderのメニューはスクリプト依存であることが判明。

普段のアップルメニュー iCab英語版使用時

ということは逆に、アプリケーションの方でスクリプト指定してさえやれ ばメニューも文字化けしなくなるってことかな。

Speakable Items

ようするに音声コマンド入力。標準でインストールされており、「システ ム環境設定」の「スピーチ」「音声認識」で「入」をチェックするだけで起動する。

レベルメータのデザインは秀逸

かつて Apple の研究所は実は音声の研究が非常に進んでいた。残念ながら リストラの憂き目で今は見る影もなく、今回塔載されている音声認識とTTSも 基本的に昔のままである。

しかし、ひさしぶりに使ってみて驚いた。すばらしい性能なのである。無 指向性マイクがディスプレイの上にちょこんと乗っているだけの状態で、よく もこれだけ認識できるものだ。昔遊んだ時はこうは行かなかった。ひょっとし て英語の発音が上達したんだろうか? 違うか。

Apple のシステムは、認識も合成も vocabulary-free であるところに特色 がある。したがって、どんな単語でもそれなりにもっともらしく読んでくれる し、認識も可能である。アップルも一度日本語TTSをやりかけたが、やはり英 語だからうまく行っていたシステムなのだろう。

GraphicConverter

上の画面キャプチャイメージは、Grab と GraphicConverter で作りました。

Mar 24 2001

Terminal

正式版でも日本語が通らない。ブーブー!

Nov 25 2000

JIS X 0213

Mac OS X のフォント、ヒラギノファミリーは、JIS X 0213:2000、いわゆ るJIS第三水準・第四水準に対応しているという。Unicode 推進メーカのひと つ Apple では、JIS X 0213 が定めるシフトJISエンコーディングは使用せず、 Unicode表の一部を埋める形で対応したそうだ。

で、それ Public Beta でも使えんの? と思って調べてみた。ことえり辞書は対応していないっ ぽいので、文字パレットを表示させてみた。文字パレットは基本的に従来通り で、JISコード表はあくまで JIS X 0208 コード表であった。今までと違うの はユニコード表。確かに、今までは出なかった文字がポツポツと収録されてい ることがわかる。

で、さっそく作ってみました。う〜ん、すばらしい。

森オウ外、草ナギ剛、ハートマーク、トウ小平、ヨウ司

しかし、よく考えてみると上の例の文字は全部 JIS X 0212 いわゆる補助 漢字でカバーしていたものなので、Windows でも出せるんだよな・・・ つまらん。

(おまけ: あなたのブラウザが Unicode に対応しており、 かつ JIS X 0212 または JIS X 0213 のフォントを持っており、 かつ日本語表示にそれらのフォントを利用するように設定されていれば、 このページが上の例と同じように表示されるは ずです。

iCab

Unicode で遊んでいると、起動しなくなる・・・

Nov 24 2000

iCab

どうせついでに Carbon 化したんだろうとタカをくくっていたんだが、 思ったよりずっといい! もっと早くインストールすればよかった・・・。

「わっつらアンテナ」もより美しく

やっぱり使い慣れたブラウザが一番。

Fetch

下図のようなリアル犬アイコンを期待(?)していたんだが、 前とおんなじでした。(よくコアラに間違われるやつね。)

Apple のページより

ていうか、Mac OS X で Fetch のお世話になる理由は何もないんだが・・・。

Nov 22 2000

Emacs, Classic

大変不本意なことであるが、最近 Mac OS X Public Beta は起動すらして いない。日常業務でどうしても必要な Emacs で日本語を表示できないからで ある。Carbon Emacs の情報は少なく確信が持てるわけではないが、そもそも フォントを変えることができないようである。惜しい・・・。

Terminal は正式版では必ず日本語が通るようになるだろうから、そうなれ ば現在のように端末 Emacs で日常業務が遂行できるだろう。それまでの移行 措置としては、やはり Classic 環境から Better Telnet を利用するのが現実 的だと思われる。

Classic は初めは Blue Box と呼ばれており、次世代 OS 移行の切り札で あった。Apple はその昔、Power PC を塔載した全く新しいハードウェアに移 行しつつも、過去の 68k アプリケーションをそのままエミュレート実行でき る環境を提供し、ユーザの度肝を抜いた。Blue Box も似た一面を持っている が、Blue Box のポイントは、エミュレータではなくネイティブに過去の OS を走らせている所にある。聞くところによると、画面表示は大変遅いとか、メ モリをひどく食うなど難しい点もあるが、何しろ全くの Mac OS 9 が同じ速度 で動くのであるから、移行しない理由はないのである。

Classic に大きな期待を寄せていた俺が Classic を使っていない理由は簡 単である。今の OS が 8 なので使いたくても使えないのである。

同じく Blue Box を持つ Mac OS X Server が登場した時点ではまだ Mac OS 9 は存在していなかった。技術的な困難さは何も無いはずである。正式版 では Mac OS 8.6 でも大丈夫というなら我慢もするが、Mac OS X と Mac OS 9 の両方を同時に購入しないと移行できないというのならば理不尽な感じがしな いわけでもない。Classic が利用できる最低限の Mac OS 9 コンポーネントは ぜひ Mac OS X 正式版にバンドルしてほしいものだ。

ところで、Public Beta が登場してからというもの Mac OS 9 がよく売れ ているのだそうだ。こりゃやっぱり策略なんだろうか・・・。

Nov 7 2000

OmniPDF

OmniPDFを試してみた。Preview と変わるところなし。すぐに捨てる。

Disk Copy, Sherlock

Disk Copy は実にすばらしいツールである。これほどすばらしいものを無償で提供する Apple と、OS のパッチをサービスパックという名前で売る Mi・・・ いや、ここはそれを書くページではない。以下、Disk Copy と Sherlock をどのように研究生活に活かしているかについて触れておきたい。最近の国際学会は予稿集を CD-ROM で配付することが当たり前になった。しかし、1000件近くにもなる膨大な論文の中から興味深いものを探すのはなかなか困難である。そこで俺は、最近の学会 CD-ROM を Disk Copy でハードディスク上に置いて常にアクセスできるようにし、ついでに Sherlock で索引を作っておく。すると、キーワード入力一発で関連文献のリストがズラッと並び、ダブルクリックで Acrobat Reader が立ち上がる。複数のディスクイメージを Disk Copy でマウントしておけば、 CD 何枚分でも一瞬である。Disk Copy と Sherlock のコンビは泣けるほど役に立つツールで、研究上の調べものを強力にバックアップしてくれる。泣きどころは索引作成に少し時間がかかることで、Mac OS 8 だとバックグラウンドではいつまでたっても終わらない。また、索引作成モジュールへのメモリ割り当てを増やしておかないとうまく行かないことがあるのはよく知られている。

このへんが Mac OS X で解消されていれば・・・という期待を込めて、最近参加した学会の CD-ROM の検索可能イメージを作ってみた。結果から言えば・・・現状ではあらゆる面で使い物になりませんでした。

まず Disk Copy の方だが、CD-ROM のイメージを作れない。どこにも説明は無いが、恐らくこのバージョンはマウント専用であると思われる。マウントはまあ問題なくできるが、なぜか Disk Copy は終了しないで残ったままになる。Mac OS X Public Beta 独特の微妙なタイムラグの後、デスクトップにハードディスクのアイコンが現れる。Mac OS X ではデスクトップ上のディスクが廃止されたのかと思っていたが、なぜか CD-ROM や Disk Copy のように、後からマウントしたディスクはデスクトップに現れる。ゴミ箱にドロップすればアンマウントされるのは今までと同じ。

やむを得ず Mac OS 8.6 でイメージを作り、また Mac OS X を起動して Sherlock で索引作成。しかしなぜだか、「今すぐ索引作成」を選んでも無視された・・・のが昨日。なぜか今日はできた。しかし、妙に索引作成が速い。ファイルが1000個近くもあるのに1分もかからない。これはさすがに変だといくつかの単語で検索してみたが、どれも引っかからない。どうやら PDF ファイルの索引は作らずにスキップしているようだ。Mac OS 8.6 では Acrobat 4.0 形式の PDF ファイルの索引は作れずに不便だったが、それ以前に戻ってしまったようだ。

なお、Mac OS 8 の Sherlock で作った索引は使えないようである。Sherlock 2 なら別かも知れないが、確認の手段無し。

URLクリッピング

作れはするが、何も起動しなかった。(; ;)

Disk Copy(続き)

Disk Copy でマウントしたディスクは、ログアウトしてもアンマウントされない。しかし、次回ログインした時にデスクトップには現れない。後者はバグでしょうな。

なぜかアンマウントできない時は、ログインしなおすとできる場合があった。

Desktop

ログインすると、たまに Desktop 上のアイコンの配置がバラバラになっている。

Carbon Emacs

Choi さんもおすすめ(?)。とりあえずはインストールしてみたが、第一印象はなかなか。日本語表示はこれからトライしてみよう。

Nov 3 2000

システムサウンド、Mail

Mac OS 8 まででは(そして多分 9 でも)ビープ音の類は特殊な形式のファイルで、普通のファイルとは違いキーボード配列などと一緒に特殊なフォルダに収められていた。Mac OS X でも基本的には/System/Library/Sounds の下と決められているが、形式は一般的な AIFF に変更されたようだ。

Mail がメール到着を知らせる音はデフォルトではこのフォルダから選択させられるが、別にどこにあるファイルでも構わないようだ。さっそく、今まで通りエンタープライズのチャイムにする。もう3年近くこの音だが、めちゃめちゃお気に入り。

QuickTime

付属のディズニー映画の予告編ムービーを見てみた。1677万色モードだとちょっとつらい。絵と音がだんだん離れて行ってしまう。ムービーに限らず全体に画面描画がボトルネックになっている感があるが、これは今後最適化して行くのだろう。32768色モードなら、大きなムービーでも非常にスムーズであった。

テキストクリッピング

あんまり使っている人がいないクリッピング作成機能。選択した範囲をそのままデスクトップにドロップするだけで再利用可能なファイルになる。これは本当に直感的かつ実用的な機能で、無いと困ってしまう。しかし今のところ使えないみたい。ぜひ実装を。

お、URL のクリッピングは作れるぞ。これは確か Mac OS 8.5 あたりからの機能だけど、これも便利なんだよね。

ADB

Happy Hacking Keyboardなしには生きて行けない俺としては、ADB 変換アダプタの対応も気になるところ。iMac で使っていた時代は iMate で USB 接続していたが、 Mac OS X Public Beta ではだめでしょうな、多分。今使っているポリタンク G3 は ADB の口が残っている最後のマックなので、今はとりあえず HHK でも大丈夫なんだけど・・・。あとは USB 版 HHK の登場を期待しよう。今は HP のワークステーションも USB キーボードなんだそうな。時代よのう。

PDF

今や PDF ファイルを読めない環境では仕事にならない。UNIX にも暖かい Adobe のことなので、Acrobat はすぐにも対応してくるものと思う。何しろ Mac OS X ではレンダリングを PDF で行っているのだから、ネイティブフォーマットと言っても過言ではあるまい。将来的には高いパフォーマンスも期待できる。

で、現状はどうかと言えば実のところかなりお寒い状況である。PDF を読めそうなアプリケーションはわずかに Preview のみ。これとて、Grab した画像を確認するくらいの機能しか持っていないしょぼアプリケーションである。期待はしていなかったが、ものは試しといくつか PDF ファイルを開いてみた。う〜ん、だめだなこりゃ。Times, Helvetica, Symbol くらいは表示してくれるが、埋め込みフォントは全滅。当然日本語など表示されるはずもない。結局、Preview ごときに多くを期待してもだめなんだ。Apple も、そのあたりは Adobe と連係を密にして戦略的にやっていただきたい。

Nov 2 2000

SCSI

MacWire の掲示板情報によれば、SCSI のアダプタとしてサポートされて いるものといないものがある様子。Adaptec だから大丈夫というわけではない らしい。この情報、情報源が明記されていないので裏が取れないが、これによ れば SYMBIOS 53C8xx はサポート範囲のようである。Mac OS 8.6 のシステム プロフィールでは SCSI のタイプは SYM87x となっているので、何となく似て るようにも思えるのだが。いずれにしても、こういうマニアックな話はマック のファンがする話じゃない。

HFS+, NFS

このページの実体は index.shtml というファイルである。既に書いた通り、 Jedit では NFS 上のファイルを直接編集できないので、HFS+ ディスクに一度 セーブしてから NFS にコピーした。ファイルサーバからは、このディレクト リには以下のファイルができたように見えている。

  -rw-rw-rw-   1 hiroki   kasuya        82 Nov  1 19:53 ._.DS_Store
  -rw-r--r--   1 hiroki   kasuya       368 Nov  1 21:53 ._index.shtml
  -rw-rw-rw-   1 hiroki   kasuya      6148 Nov  1 20:59 .DS_Store
  drwxr-xr-x   2 hiroki   kasuya       512 Nov  1 22:01 i/
  -rw-r--r--   1 hiroki   kasuya      7554 Nov  1 22:27 index.shtml

多分._で始まる名前は UFS や NFS 上でリソースフォークを 格納するファイルであろう。.DS_Storeはちょっと不明。

ところで、Mac OS X 側から Mac OS 8 側のファイルシステムが見えるのは 予定通りとして、逆もまた真である。何しろ、1つの同じ HFS+ ファイルシス テムに2つのシステムが共存しているのだから、当たり前と言えばそうである。 ここで恐ろしいのは、Mac OS 8 にはパーミションとかオーナという概念が無 いことである。だから、Mac OS 8 から Mac OS X 側のファイルをアクセスす る時は常に root 状態。どきどきもんである。せめて別々のファイルシステム にしておけばいいんであるが、SCSI HDD にインストールできるようになるま ではこれで何とかしよう。

Internet Explorer

prefered language に日本語を追加しようと思って Add ボタンを押しても無視される。粕谷研ホームページを見る時には不便。

TextEdit、印刷、ヒラギノ

TextEdit は印刷物作成にどの程度使えるかを評価すべく、ビラを1枚作る。TextEdit は通常のテキストの編集モードとリッチテキストのモードを明確に分けている。リッチテキストにしないと部分的に属性を変えたりできないようだ。使用したフォントは見出しにヒラギノ角ゴ Std W8、小見出しにヒラギノ角ゴ Pro W6、本文にヒラギノ角ゴ Pro W3 である。

プリンタには、現在のところ PostScript プリンタしか使えない。ドライバは貧弱で、PPD を読んだりプリンタと通信したりはせず、トレイの切り替えもできない。このあたりは UNIX の悪い点を継承してしまっているか。AppleTalk は健在だが、まず Print Center でプリンタの追加を指示し、AppleTalk を選択してようやくネットワーク上にあるプリンタの一覧を見ることができる。改善が必要である。

印刷はすんなりいった。まあ、簡単な掲示くらいなら TextEdit でも大丈夫かな。ヒラギノ角ゴ Std W8 は期待していたほどプロっぽいフォントではなかったが、文書全体での統一感も出ているし、全体の仕上がりはまずまずだろうか。

.hidden

ルートディレクトリの下に .hidden というファイルがあり、中にはルートディレクトリ直下にあるファイルとかディレクトリの名前が書いてある。恐らく Finder から直接見えないようにしてある名前だと思うのだが、それならばなぜきのう試した NFS のマウントポイントは見えなかったんだろう。

ボタン

Aqua の特徴の1つが、既成観念を打ち破る3色ボタン。赤は閉じる、黄色はドックに最小化、青は最大化。これ自体には賛成だし、実際 Mac OS 8 でも Thema で使っていて違和感はない。ただ、どうもクリックミスが多いことに気がついた。クローズしたつもりがしてなかった、という類いのもの。直接的な原因は解像度を上げた分ボタンの面積が小さくなって狙いがつけにくくなったことだが、perceptual な原因もある。3色ボタンはカーソルが近づくと「×」「−」「+」の印が現れてその存在意義をユーザに知らせるようになっているが、この現れるタイミングが早すぎるのである。

マウスカーソルが近づいて行くと・・・ ここでもう現れる

ユーザとしては、「×」が出た瞬間に自信を持って赤ボタンをクリックしたつもりでも、そこは単にメニューバーの一部に過ぎなかったりするわけである。

ところで、上記のことは当然 Apple に改善を要求すべき事項であるが、某OSのボタン配置は改善を要求する気にもなれない欠陥を持っている。その OS は Mac OS を模倣しつつ Mac OS を模倣したと指摘されないためメニューバーを下に配置したものだが、ボタンはメニューバーの左ではなく右に配置した。クローズボタンは最も重要であるため隅に配置すべきだが、それを左でなく右に配置したことにより、3つのボタンは左から最小化、最大化、クローズという順に並ぶことになった。このため、目測を誤ると閉じようとして最大化したり、最大化しようとしてクローズしたりということになる。最小化しようとしてクローズ、クローズしようとして最小化に比べてダメージが大きいことは言うまでもない。人をイライラさせることに関しては、その OS の開発者の能力は世界最高である。まさか、次のバージョンアップでボタンを黄、青、赤の順に塗ってくるなどということをしでかすほどの脳足りんではないと信じたいのだが・・・。

Dock

クリックミスと言えば、Dock から Internet Explorer を起動する時にも失敗が多いような気がしていた。どうやら原因は、IE のアイコンの穴ぼこにありそうなことが判明。(^_^;

ここをクリックしても何も起こらない(^_^;

Music Player

UNIX の標準 GUI である X11 はマルチメディアに関しては最低と言ってよいが、Mac OS X Public Beta は QuickTime の出来もまずまず評判が良く、今後に期待できる。Music Player はどうか。さっそく MP3 の再生をしてみた。(ここで強調するが、俺の持っている MP3 ファイルはやましいものでは全くない。インターネットからダウンロードしたものでもなければ人づてに入手したものでもない。)

実は、Mac OS 8 時代に Music Player で MP3 を再生すると結構大変だったのである。一番困るのが、メニューを出していると音が止まること。メニューが出ている間は全てのアプリケーションで一切の処理が止まっちゃうんである。疑似マルチタスクなので仕方がなかった。予想通り、Mac OS X では問題なし。メニュー出し放題。ただ、CD 1.5 枚分聴く間に2、3回瞬間的な音飛びがあった。どうもハクション大魔王などで画面表示に負担がかかる瞬間について行けないようであった。

Nov 1 2000

ご対面

いや〜、楽しいよ〜。世間ではなぜか風当たりの強い Mac OS X Public Beta だけど、いいっすよ! 使ってて楽しいし、心が豊かになる。次世代ぃ。って感じか。

高級感をかもし出している大きな要因のひとつが、これまでの OS と一線 を画する美しい画面表示である。伸縮自在高解像度アイコンや、ドロップシャ ドー、トランスペアレンシーもさることながら、個人的には高品質な日本語フォ ントの存在が決定的だと思う。なんとヒラギノ角ゴだけで3種類のウェイトを 持ち、高品質な印刷物作成にも十分対応できるポテンシャルを持つ。これをデ フォルトで持っているのは重要で、ファイルのポータビリティを考えると結局 Power Point 書類のフォントには事実上MS Pゴシックしか使えなかったり する現状が将来大きく変わるかもしれない。画面上ではアンチエイリアシング の効果もあり最高の美しさ。(メニューのフォントに注目)

もっとも、こんなことをいくら力説しても、半角カナの「スタート」の美的センスに何の不満も感じない一般人には関心ないんだろうけど。

デスクトップ、Aqua、Dock

デスクトップはかなり変わった。ファイルシステムや Finder に大きな変更があったので、ある程度今までと違うのは致し方あるまい。タイプとクリエータ、アプリケーションとの関連づけに関しては問題がいっぱいありそうだ。

Aqua は違和感なし。ちゃんと Thema で訓練してたからね。

Dock も一部には評判が悪いが、なかなかいいんでない。ハクション大魔王 のアイコン化アクションもスムーズ。ただ、カーソルを近づけるとニョロッと拡大縮小するのはゆかいなんだけど、使いづらい。飽きたら固定にする予定。

ファイアウォール、プロキシの設定

Mac OS 8 時代には、プロキシなどの環境設定は「インターネット」コントロールパネルで一元管理であった。ヘルプシステムまでもインターネットベースになっている Mac OS の場合はしたがって、この種の設定はクリティカルである。しかし、今度の「インターネット」コントロールパネルにはプロキシの設定項目が見当たらん・・・。ヘルプを見たくてもプロキシの設定がまだなので見られんという情けない状態に陥ったが、デフォルトのブラウザである Internet Explorer でプロキシ設定をすると、なぜかシステム全体にも設定が反映されたようである。(QuickTime TV も見られるし・・・逆に不思議)

NFS

コアである Darwin は Mach + BSD 4.4 改であるため、ひっじょ〜に期待した通りの動作をしてくれる。何か問題があった時に、実体は UNIX であるというのはとてつもなく安心である。さて、今のところ Terminal は日本語を通さないので、これまでのように telnet して端末 Emacs という手が使えない。どうやってこのページを更新しようかと考えたが、やっぱり UNIX は NFS でしょということでいつものファイルサーバをマウントしてみる。・・・あっけなく成功。

しかし、ルートディレクトリにマウントポイントを作ると、どうやら Finder からは見えないようである。不便なので、/Users の下に粕谷研のユーザディレクトリをマウント。うまく行った。デスクトップからはほとんど透過的に使えるようだ。すばらしすぎて涙が出る。今回は root になって手でマウントしたが、 automountd も動いてるようだ。後々の楽しみができた。

あとはローカルに HTML ファイルを編集するソフトがあればいいわけだが、やっぱりテキストエディタが使いたい。NEXTSTEP & Mac OS X Server 用の Emacs はあるらしいが、GUI 版はとてつもなくバギーだそうな。端末版は安定していると聞くが、それだと結局日本語が通らない。ここでふとJedit 4.0が Carbon 対応だという話を思い出す。Jedit は Emacs 使いには合わないが、とりあえず UNIX 改行コードで EUC も大丈夫なので、ウェブページ更新にはまあいいんじゃないか。

Internet Explorer で上記ページから Jedit の .sit ファイルをダウンロードすると、StuffIt Expander が起動する・・・ことは起動するが、なぜか Classic 環境で起動しようとする。後日また改めて書くつもりだが、俺の環境では Classic が使えない。したがってうまく行かない。結局、OS にくっついて来た(Carbon 版とおぼしき)StuffIt Expander に直接ドロップして展開。おお、ちゃんとデスクトップにフォルダができるではないか。ういやつじゃ。

んで、このページをせっせと作り出す。30分くらい書いたところで、とりあえずセーブしようかねと Command+S すると・・・

アプリケーションは予期しない理由で終了しました。

・・・うげー。なんでじゃい!

NetInfo, UID変更

よく見てみると、public_html に画像ファイルをコピーしたりなどもできないことがわかった。これはよく考えれば単純なことで、同じ hiroki でも UID が違うので NFS 的には違うユーザーになっていたのだ。こういう場合は新しい方のシステムの hiroki の UID を古い方に合わせて変更すればよい。じゃ /etc/passwd を変更して、と・・・

あれ、hiroki のエントリが無い。でも id コマンドではちゃんと表示されるしなあ。どうやらこの OS では、NetInfo という分散データベースを使ってアカウントを管理しているらしい。NIS みたいなもんか。NIS, NIS+, LDAP, (他にもあったなあ)と、いろいろ増えて大変ですな。で、NetInfo のデータベースはどこにあるんだろう。さんざんマニュアルを読んで探したが、結局マニュアルの記述が古いことがわかり、find / で大味に検索。あった。ぐ。読めん。バイナリだ。じゃあどうやって UID を変えたらいいんじゃい。あ、わかった。NetInfoManager ってのがあるので、それを使えばいいんだ。これも Mac OS X Server 時代とは名前が変わっていたので、発見しづらかった。ホームを新しい hiroki に chown して、今度はどうだ。お、NFS 経由でのコピーはできるぞ。んじゃ改めて Jedit を起動して、書いて、セーブと。あれ。

アプリケーションは予期しない理由で終了しました。

・・・(T T)

どうも、単に Jedit のバグのよう。NFS には書き出しできないとか。この分だと、UFS でもだめっぽいなあ。やむを得ず、一度 ~/Documents/ にセーブしてからドラッグコピーすることとする。ああ、早く Emacs が欲しいなあ。あと、日本語の通る Terminal。

Mail

Terminal が上のような事情なので、現状ではメールチェックはローカルなメーラで行うしかない。Apple 入魂の Cocoa アプリ、標準メーラであるところの Mail は、Dock に入っている状態では biff 代わりとなるのでなかなか良さそうだ。しかし、御多分にもれず IMAP の実装はバギーで使い物にならない。起動してほっておいただけでどんどんメモリを食っていき、気がつくと 300 メガバイト以上にふくれあがってスワップしまくり。(まあ、こんなでかいアプリでも走るようになったのが Mac OS X の最大の改良点だと言えなくもないんだが・・・)

SCSI HDD

今日のネタにも書いた通り、Mac OS X Public Beta のインストーラが内蔵 SCSI HDD を認識しない。FireWire HDD はダメだとか、B's Crew でフォーマットしたドライブはダメだとかいう情報は流れているが、逆に考えると普通の SCSI HDD にはインストールできそうなもんだ。(というか、できている人もいるし。)Mac OS X 上の Disk Utility でも認識しないので、もうお手上げである。やっぱり IO DATA のヘンな SCSI ボードがいけないのかなあ。販売店は「Adaptec のカードなんて、よほど特殊な装置を接続しない限り必要ないですから」なんて言ってたけど、そんなに値段も違わないんだろうし、ケチるんじゃなかったなあ。


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